Raspberry PI でデフォルト以外のマイクを優先的に認識させる

以下、すべて Raspbian Jessie での話です。 外部 USB サウンドカードを挿して、マイクを Raspberry PI につないだはいいものの、なんだかうまく認識してくれない、というところで約1日詰まったので、記録まで……。

ちなみに、Web Audio API を使いたいだけなのであれば、Chromium のデバイス詳細設定を見ると、どのマイク、どのイヤホンを使うか、みたいなメニューが隠れていて、そこをいじればすぐ動く、はず。

aplay -l
aplay -L
cat /proc/asound/cards
alsamixer

まず、上記のコマンドを実行すると、各フォーマットで alsa で使用可能なデバイスが表示される。 まず、自分のサウンドデバイスがこちらに表示されていることを確認。

*aplay と alsamixer は両方とも alsa のコマンドなので、まだ alsa をいれてない人は、

sudo apt-get install alsa-base alsa-utils alsa-tools

ですべて入るはず。 *一説によると alsamixer でもデフォルト変更できるらしいものの、うまくいった感じはしなかった

ここから先は先ほどのコマンドに対して、何番目に(aplay -l が一番わかりやすい)表示されたかを覚えつつ進めていく。

sudo rm /etc/modprobe.d/alsa-base.conf

*Raspbian Wheezy はこれを使っていたようだけれど、Jessie ではいらなくなってる(というか異なるファイル)

sudo nano /usr/share/alsa/alsa.conf

alsa の設定ファイルを開き、

defaults.ctl.card 0
defaults.pcm.card 0

と書いてある行を発見し次第、0 を自分のサウンドカードの番号に置き換える。

さらに、

sudo nano ~/.asoundrc

とし、

pcm.!default {
    type hw
    card CARD_NUMBER
}

ctl.!default {
    type hw
    card CARD_NUMBER
}

CARD_NUMBER を自分のサウンドカードの番号に置き換えて書き込む。

再起動したら自分が設定したサウンドカードが優先されるようになっている、はず……。

ただ、自分の用途のときはそもそもコード側で alsa に対してサウンドカードを指定できた(plughw:1,0)ので、この操作は結果的にあんまり意味なかった……。

plughw:1,0 ってなんぞやってなったときは、 linux - What do ALSA devices like "hw:0,0" mean? How do I figure out which to use? - Super User の回答にとても丁寧に書いてあるけれど、aplay -lを再度実行。

$ aplay -l 
**** List of PLAYBACK Hardware Devices ****
card 0: T71Space [Terratec Aureon 7.1-Space], device 0: ICE1724 [ICE1724]
  Subdevices: 1/1
  Subdevice #0: subdevice #0
card 0: T71Space [Terratec Aureon 7.1-Space], device 1: IEC1724 IEC958 [IEC1724 IEC958]
  Subdevices: 0/1
  Subdevice #0: subdevice #0
card 0: T71Space [Terratec Aureon 7.1-Space], device 2: ICE1724 Surrounds [ICE1724 Surround PCM]
  Subdevices: 3/3
  Subdevice #0: subdevice #0
  Subdevice #1: subdevice #1
  Subdevice #2: subdevice #2

この card の後に書いてあるのがカードの番号(当たり前)で、デバイスの後に書いてあるのがデバイスの番号。 それを組み合わせて、

plughw:カード番号,デバイス番号

と表記するらしい。

Node でのライブラリクラスの書き方

(function(global) {
  "use strict";

  let hoge = "",
      fuga = "";

  class ClassName {
    constructor(_hoge) {
      this.hoge = _hoge === undefined ? false : _hoge;
    };

    functionName () {
    }

  if ("process" in global) {
    module["exports"] = ClassName;
  };  
  global["ClassName"] = ClassName;


})((this || 0).self || global);

あらためて、ふざけた言語だ JavaScript。 本当の本当に最新版は何かは僕も分からないっす。

IE10 以下を切る場合の JavaScript チェックリスト - Qiita

最近の行儀のよい JavaScript の書き方 - Qiita

Node.js : コードの書き方 : typeOf 'aki_mana'

引数を渡さなかった際にデフォルト値を使う場合の注意点 - Qiita

use strict で this がエラーを吐く

タイトルのとおり

ある大きな function の中で vars という変数を定義したとする

"use strict"

/// 大 function
var _vars = "hey!!!";
function something(hello) {
   hoge.fuga(params, function (p) {
      this._vars; /// エラーを吐く
   };
};

みたいなことが起きた。

どう怒られるかというと、

ReferenceError: _vars is not defined

とか言われる。

ES6 のドキュメントとか読んでいても this の扱い方としてはあっているはずなのになー、と思ったら、

"use strict"

/// 大 function
var _vars = "hey!!!";
function something(hello) {
   hoge.fuga(params, (p) => {
      this._vars; /// エラーを吐く
   };
};

という arrow 記述にしたら直った。

記述自体も新しくあわせろやっていうことですね。

個人的には function って書いてある方がある程度読みやすいと思うんだけどな……。

Node のバージョンをあげる

なぜか誰も書いてない気がする系記事。 Babel 使わずにあげたいと思った時は nvm 使えばよい。

nvm on github : nvm/README.markdown at master · creationix/nvm · GitHub

例のごとくバージョンによって違うはずなので、やるときはソース元をきちんと参照してください、、、。

curl -o- https://raw.githubusercontent.com/creationix/nvm/v0.32.1/install.sh | bash
export NVM_DIR="$HOME/.nvm"
[ -s "$NVM_DIR/nvm.sh" ] && . "$NVM_DIR/nvm.sh"
source ~/.bashrce

nvm が動いたら、

nvm install 4.0
nvm ls
node -v

4.0 の代わりに node と書いておくと自動的に最新版をダウンロードする。

nvm use ???

で使いたいバージョンに切り替え可能。

あとは npm と他のライブラリもアップデート:

npm update -g npm
npm update -g
npm -v

追記: sudo nodeのバージョンが低いままなことが発覚。

$ sudo visudo

で visudo を開き、

Defaults    secure_path = /sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin

#Defaults    secure_path = /sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin
Defaults    env_keep += "PATH"

に。

Terminal を再起動してハッピー。

Managing Node.js Versions with nvm

Node.jsとnpmをアップデートする方法 – Rriver

Raspberry Pi に Node.js をインストールする(nvm利用) | Make | kosakalab

Raspbian ( Raspberry Pi 3 ) をゼロからセットアップする

Raspberry Pi のセットアップの包括的な記事が実はあんまりないことに気づいたのでまとめる。 個人的趣味で最後 Ruby を入れているけれど、違う宗派の方はそちらへ……。

起動まで

公式 ( Raspberry Pi Downloads - Software for the Raspberry Pi ) から Raspbian のイメージをダウンロード、解凍して SD カードに焼く。 焼き方は当然 OS によって違うものの、公式 ( Installing operating system images - Raspberry Pi Documentation ) が丁寧に OS ごとのやり方を提示している。

僕は Windows 10 で焼いたので、Win32DiskImager で SD に焼いておしまい。

あとは Raspberry Pi にディスクイメージを焼いた Micro SD を差し込んだ上で、 * ディスプレイ * キーボード * マウス を USB ポートや HDMI に挿して準備完了。

起動すると自動的に CLI に入る。

user : pi
password : raspberry

でログインできるはず。

設定

いろいろ設定した方がいいのだけれど、メインはシステムと Wi-Fi の設定では。

Wi-Fi

学校で使いたかったので、学校で採用されている eduroam への使い方を解説。 なので、同 eduroam および WPA-EAP 系を使っている人へ。

また、Raspberry Pi 3 以前は Wi-Fi モジュールが内蔵されていないので、 こちら を参照しつつ、そもそも USB に挿した Wi-Fi モジュールが動いているか確認する必要がある。

echo -n パスワード | iconv -t utf16le | openssl md4

でまずはパスワードのハッシュを作成。

sudo vi /etc/network/interfaces

で interfaces の扱いのファイルを開いて、wlan1 とかで不要な設定を適宜削除。 通常は wlan1 はいらないし、wlan0 さえ、

allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet dhcp
    wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

となっていれば大丈夫なはず(ここで dhcp がついていないことに気づかずしばらくはまった)。

そして上記の wpa_supplicant.conf も当然編集する。

sudo vi /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

ファイルの最下部に、

network={
      ssid="eduroam"
      scan_ssid=1
      key_mgmt=WPA-EAP
      eap=PEAP
      identity="ユーザ名"
      password=hash:ハッシュ化されたパスワード
      phase2="MSCHAPV2"
}

( *上記は eduroam 使用の場合 ) と記載して、

sudo wpa_supplicant -i wlan0 -c /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf -B
history -c
sudo reboot
  • おそらく一番最初のコマンドは入力しなくても動くはず

再起動後、無事無線がつながればよし、つながらなければ無限にいろいろとプロトコルを変えて試してみる、、、。 * コンソールの履歴消した方がいいことを最近になって知りました恥

システム
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install zsh vim git lightdm

で人権を確保……。

参考